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少子高齢化が進む日本社会では、現在65歳以上の人が暮らす世帯のうち高齢者だけで生活している世帯が6割になっていますので、年老いた親と離れて暮らす家族には、その安否が気がかりになるところです。

はるのガーデンは比較的元気な高齢者が支えながら共同生活をする「高齢者向けシェアハウス」の様にキッチン・浴室などを共有し、フロア毎に食堂兼居間があり同居している人々と顔を合わせる機会を多くする構造になっています。顔を合わせることで、普段と違う健康状態などがお互いにわかりやすく、異常があればいち早く気づくことができます。同居している人と一緒に食事や外出し、支えあいながら暮らすことが可能です。居室がプライベートスペースになり、トイレ・洗面所・エアコンを完備し、バリアフリー対応です。

学校を卒業すると約40年間、又はそれ以上の期間仕事中心の生活となり、いずれ定年を迎える時が殆どの人にやってきます。定年は肩の荷が下りて気持ちが楽になり沢山の自由な時間を得ることでもあるかもしれません。しかし、大半の人は社会的地位や職場という居場所を失い、これから先の人生（セカンドライフ）をどのように過ごすかという不安も抱えるのではないでしょうか。社会福祉法人ふるさと会ではセカンドライフの中にも、役割（やりがい）や仕事（責任）を持ち続けることが日々の活力の源であり、いつまでも元気にいきいきと楽しく過ごせるキーワードであると考え、高知版CCRCの場所として高知市春野町へはるのガーデンを開設いたしました。